ファンダメンタル投資の教科書 レビュー 四季報の見方

ファンダメンタル投資の教科書 レビュー

ファンダメンタル投資の教科書 レビュー です。最近、私は株式投資に興味津々です。理由は2つ。

1つ目は、石田衣良さんという作家の「波のうえの魔術師」という小説を読んだこと。日々線であるローソク足の動きを波に例えるスゴい投資家のおじいさんと若者のお話です。読んでるだけで思うことは、カッコ良い。私もこんなふうに投資で魔術師なんて呼ばれてみたいなぁ\(^o^)/

2つ目は、リスク回避といいますか会社から頂く給与とは違うカタチで収入を得たいと思ったからです。会社はいつどうなるかわからないし、もし、給与がなくなった時に違う別の収入があればなんとか生活していけるかな?と思いまして。

そんなこんなでいろんな本を読んだりしているんですが、株式市場はとっても難しくてナゼか私が買うと株価は下がります。そして、私が売ると株価は上がります。負けてばかりです。そして考えて考えてたどり着いた答えが、『長期投資』でした。エナフンさんも言ってたように。

個人投資家は最後には長期投資に行きつくのかな?と思い始めました。そこで読み始めたのがこの本です。

ファンダメンタル投資の教科書 レビュー

長期投資を思いついたら何をするか?と言ったら『銘柄選び』ですよね。大切なのはテクニカルではなく、ファンダメンタル!

作者は『足立武司さん』という公認会計士の方です。足立さんは銘柄選びで大切なのは、

  • 四季報
  • 決算短信
  • 価証券報告書

を挙げています。とくに四季報の見方についてはとても詳細に書かれています。なんか読んでるだけで私までとても知識を持ったような気になってしまって、私もついつい四季報を一度、買ってみようかなと思ってしまったくらいです。

ただ、この本を読んだだけでいきなり、さぁ!成長株と割安株を見つけ出せ!と簡単に言っても選ぶのは難しいです。これは成長性ありそうだっ!って私でも知っている銘柄はもうすでに成長しきっちゃってるかんじ。

かといって、あまり聞いたことのないような銘柄は成長性があるのかもしれないですけど、サンバイオの件もありますしなかなか手を出しづらいです。

この本を読んで一番、心に響いたことは、『個人投資家とプロの機関投資家は情報量が違いすぎる。』ということ。当たり前ですよね。でも、私はインターネットが普及して誰でも簡単にチャートを見られるようになり、今の環境下ではプロも素人も条件は一緒だなんてとても大きな勘違いをしていました。

個人投資家とプロが条件が同じなワケがない。個人投資家はとても不利です。でも、負けたくない。負けたままで終わりたくない。もうすでにけっこうな損失を出して確定申告で損失の繰越控除を余裕でできちゃいそうなそんな私ですが、今年はヤラれない。あのとき、ちょっと負けたくらいで株式投資をやめなくて良かったぁって思えるように、今年は銘柄選びをがんばろう。